*現場で見た、今の「中国」*「中国」広東省シンセンで会社を起こし、がんばって事業を続けている、ある日本人企業家が、おりに触れ、見たまま・体験したままの、今の中国をレポートします。
今や、中国情報は書店やマスコミに氾濫しています。しかし、ここで紹介されているような実態や情報は、なかなか、聞こえてこないのではないでしょうか?
巨大な経済発展が進んでいる一方で、様ざまな矛盾や前近代的な面が数多く見受けられる中国。
まさに未来と過去の坩堝です。
筆者は、決して中国に予断や偏見を持っているのではなく、それどころか中国を第二の故郷として、今も活躍しています。有る意味、身内だから見える、言えることばかりなのです。
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| 第一回 「偽者」天国 |
2004年12月のことである。SonyのプレステUのコピー品生産基地がつきとめられるというニュースがあった。
シンセンの刑務所内(!)で日産5万台の能力を持つ組立工場だ。月産150万台世界にバラ撒かれてはSonyもたまったものじゃない。
政府がらみは明らかだ。何がWTOだ!と言う感じだ。
1週間後北京で偽物横丁が取り壊されるのが大々的にテレビ報道された。
中国流の非常に解りやすいパフォーマンスだ。
2004年9月の珠海の日本人による集団売春事件もそうだ。
福岡県でおこった一家殺害事件の犯人、中国人留学生が中国に戻り身柄を確保され、その後処刑された直後珠海での事件が公になった。
中国では軍隊の経営する(!)売春宿があり、安全なポイントとされている。
警察の連中もその恩恵にあずかっている。
こんなお国柄で何が売春禁止か・・・?と言いたい。
警察、軍隊、政府関係者の収入源となっているのだ。
2003年日本がネギのセーフガードを発動した時も、日本製品の輸入規制をした。
輸入時の梱包材についてもうるさくなり、燻蒸処理(★)を義務付けられた経緯がある。
中国人はすみません、ごめんなさい、と言うと非を認めたことになるいった教育を受けてきている民族である。
何が何でも謝らない。
やられたらやり返すのが習慣的なようだ。
中国は悪いところばかりではなく、お金と人脈が有れば何とでもなると言う、いいところも兼ね備えている。
2005年1月8日ある客先の新年会、同社ではカンパニーディナーと称し食事会を毎年行っている。
毎年招待されるので、抽選会(★)の商品を用意し出向くわけだが、今年は突然の連絡で商品の準備が出来ないままいく事になってしまったので、近所の酒屋でブランデーのカミューを1本買いいそいそと会場に出向いた。
少々遅れて行ったので皆すっかり出来上がっており、まもなくラッキードロー(★)が始まろうとする所だった。
そこで、持って行ったカミューを開けたところ、なんか変?何?この匂い。
白酒?(中国の焼酎の事)まさに白酒の匂いだった。
偽物だ!偽物を掴まされてしまった。
皆が偽物!偽物☆彡とよった勢いで楽しそうに騒ぐ姿を横目で見て、うつむきかげんに思った。
面子丸つぶれ・・・。
翌日カミューを買った店にクレームをつけに行った。
相手にされなかった。ま、いい経験談が出来たかと諦める事にした。
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1月14日東莞の茶山で撮った、開発に取り残された民家。
超近代的都市と、このようなバラックが、渾然と同居している。 |
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シンセン市の開発状況2004年9月撮影。
写真中央の中上段に見える埋立地は、香港から橋が架かるところ。
香港に取って代わる勢いだ。
蛇口からも直接輸出が出来る。(ただし、この辺り山賊が出るそうなので、あまり近づかない方が・・) |
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